子どもが言うこと聞かない、と悩んだら。ママの考え方をまず変えてみる。言うこと聞かなくて当たり前。子供のコーチでいること。

子育てをラクにする

皆さんはお子さんがなかなか言うこときてくれないとき、ついイライラして感情的にこんなふうに言ってませんか?

も〜なんでいうこと聞かないの!ママの言う通りにしなさい!

怒られるの嫌だからとりあえずママの言うこと聞いておこう

何度言っても聞かない、だからまた怒るの繰り返しで怒る方もしんどいですよね。

このようなやりとりを繰り返していると、子どもは自分の頭で考えずに

とりあえず親の指示に従っておけばいいやと考えるようになってしまう可能性があります。

ママだってイライラしたくてしてるわけじゃない。

でもどうすれば子どもが言うこと聞いてくれるのかわからないと思っているママ、

そもそも”言うこと聞かなくて当たり前”と言うふうに視点を変えてみると、ママのメンタルもラクになりますよ。

それについてお話ししていきますね!

子育てのゴールとは?

皆さんは子育てにおいて、何がゴールだと考えますか?

人それぞれかもしれませんが、私の場合は「子どもが自立すること」なんです。

当たり前に聞こえるかもしれませんが、精神的に自立できない大人って案外多いんじゃないでしょうか?

子供の頃から親の言うことを良く聞いて育ち、成長しても、親の期待に添うような進学先・就職先を選び、親や他人からいいねと言われなければ自分の選択を信じることができない。

だからこそ子供には、自分の頭で考え、自分の意思で自分の人生を決定できる人になってほしいと思います。

そのために幼少期から自分で考える力を育ててあげたいですね。

親が気を利かせて先回りしない

親が気を利かせて「これしなさい、あれしなさい、これはダメ」とあれこれ指図しすぎると、自分で考えなくなります。

なんでもお母さんの言うとおりにすれば良いや〜と受け身になってしまうんです。

これってついついやってしまいますよね!?

私は時々、あえて物わかりの悪いお母さんになってみたりします。

子供がスプーンを落とした時、「もう、気を付けてよ」とパッと拾いそうになるのですが

子供が自分から落としたことを言うまで待って

「そうなの。自分で拾ってね〜♪洗ってあげるよ」と伝えます。

このぐらい些細なことでも、自分で考えて伝えて行動する練習になります。

日常の積み重ねが大事ですね!!

「待つ」ことの大切さ

自分で考える子に育てるためには親の「待つ力」が大事になってきます。

子どもが自分で考えて、行動を起こせるようにじっと待つ。

とは言え、親が先回りせず子供のペースに任せるととんでもなくスローですよね。。

とくに慌ただしい登園前の朝の時間なんかは、「ご飯食べて!」「着替えて!」と次々指示してしまいそうになります。

どうすれば「待つ」ことができるようになるか、それは視点を変えることです。

親が「自分は自分、子どもは子ども」と少し切り離して考えると冷静になれます。

親が子どものことを自分ごととしてとらえすぎると、しんどいです!

ついつい感情的にイライラしてしまうはずです。

「対等な人間」という視点

自分は親だからこの子の世話をあれこれしなくちゃいけない、この子の面倒を全部見なきゃいけないと言う視点が無意識に自分の中にありませんか?

私は、自分は親であるけれども、子どもとは対等な人間同士でありたい、と思っています。

親である自分だって、できないこと、ダメなところ、うっかり忘れ物するところ、失敗すること、たくさんあります。

自分にもダメなところがあると認めて、子どものダメなところを認める。

子どものダメなところを許せると、自分のダメなところも許せるようになります。

その上で、子どもが自分で自分のことをできるようになるために冷静に成長を見守り、励ますという立場をとります。

例えて言うなら子は「選手」親は「コーチ」です。

子育ての目的はママのいうことをよく聞く子を目指すのではなく、子どもが自分でできることを増やしていくことです。

子どもがうまくできないことがあっても「なんでこんなこともできないの」とイラッとするのではなく、

じゃあどうすればできるようになるのかを考えて周りの環境を整えたり、声かけをしていきます。

ようちえん登園前のバタバタの声かけ

例えば、以前わが家では4歳の子どもが登園前にぐずぐずすることに困っていました。

朝ごはんを食べ終えて制服に着替えて欲しいのにおもちゃで遊び始めたりして、

それで「早く着替えるよ!」と指示すると「もっと遊びたい〜〜」って泣き出したりすることが多かったんです。。

そこである時から声かけを変えてみました。

8時30分になったらおうち出るからね!長い針が6になったらね。

最初のころは、

お家出るまでに、つぎ何したら良いと思う?

えーっと、きがえる?

みたいなやりとりをしていました。

毎日毎日その声かけを続けると、今では自分から時計を見て、

ママ!いまからきがえるからおわったら6になるまで遊んでいい!?

と聞いてくるほどに成長してくれました!

ただ一つ、気をつけていることはママの方も言った時間の約束を守ることです。

ママが自分も洗面所でバタバタ準備しながら、「ちょっと〜〜早く上着着て〜!!」と怒ってたら説得力ないですよね(ついついやりがち)

8時30分になったら出ると言ったからには、その時間にはママは準備をぜんぶ終えて上着を着て靴を履いて玄関に立っているように頑張ります。

些細なことですが「ママは約束を守る」ということが大切です。

それはこのシチュエーションに限ったことではなく、いつもです。

そうすることで子どもとの信頼関係も高まりますし、子どもの方も約束を守ってくれるようになります。(例えば公園であと一回滑ったら帰る!と言ってほんとに一回で我慢できる子になるとか)

まとめ

いかがでしたか?子どもが言うこと聞かないのは当たり前、むしろ親の言うことをなんでも聞いてくれる子になって欲しくないと思いませんか?

少し視点を変えるだけで、子育てに対する考えって変わりますよね。

  • 私は私、この子はこの子
  • 言うことは聞かなくて当たり前
  • 子どもは「選手」親は「コーチ」
  • 「対等な人間同士」でいること

しっくりくる言い回しがあれば、頭の片隅においてまたイラッとしそうになったら思い出してみてください。

「待つ」子育ては忍耐がいりますが、一緒に頑張りましょー!

お読みいただきありがとうございました!

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