ベビーパークでは、「叱らない育児」をテーマにしています。
叱らない育児なんて、そんなの無理でしょ、て思いませんか?
よく誤解されそうですが、叱らない育児というのは、こどもを叱りたくなった時に親が叱るのを我慢する。というやり方ではありません!
私はいわゆるHSPで怒ることが苦手です。
小さい頃から怒られるのも大嫌いだし、怒られている人を見るだけでもエネルギーが吸い取られて疲れてしまいます。。
なので、自分の子どもにはなるべく叱りたくない、叱らない育児ってなんだろう?
と思ってベビーパークやモンテッソーリの本などで学んで実践してきたことをお伝えします。
もちろん叱らない育児をやっていても、叱ることはあります。イライラすることもあります笑
叱らない育児って、怒りの気持ちを抑え込んで我慢することじゃないんです。
ママの考え方を少し変えるだけです!
叱ることが減ると結果的にママもラクになります。
子どもに感情的に叱ってばかりでしんどいという方は読んでみてください。
叱らない育児でも、子供の月齢に応じて取り組むことや心構えが変わってきます。
ベビーパークでは子供の月齢、発達に合わせた接し方を学べますので一度無料体験することをおすすめします。
今回この記事では2.3歳のややこしい頃(笑)にわたしが考えていたこと、取り組んでいたことをご紹介します。
赤ちゃんのころを思い出して
子どものことを信じることができれば、叱ることは劇的に減ります。
叱ってばかり=その子の可能性を信じていないということです。
どうすれば子どもを信じることができるのでしょう?
短所に見えるところ長所に見えるところも含めて全てその子の存在そのものを愛して信じるということです。
というととっても綺麗事に聞こえますが(^_^;)
産まれたての赤ちゃんの頃を思い出してみてください。
赤ちゃんが泣いていようが、ただ寝てるだけであろうが親はただその存在を愛しますよね。
まだ自分では何一つできないその子の未来の無限の可能性を信じることができます。
ところがだんだんと大きくなってくると、期待をよせるようになってしまいます。
- ちゃんとした人間になって欲しい
- しつけのなってない親と思われたくない
そんな思いから、厳しく叱ったり、思い通りにならない子どもにイライラすることも増えていきます。
それはもちろんわが子を想う愛があるからこそですよね!
でも赤ちゃんの頃の、何も期待しないあなたはただそこにいるだけでいい完璧な存在という
全てを受け入れるよ、という気持ちも忘れないでいて欲しいのです。
ダメな子という無意識の思い込み
あなたは子どもに対してどんな思い込み、前提を持っていますか?
思い込みというのは無意識であることが多いので自分ではなかなか気づきません。
もしかしたらこんなふうに思っている方もいるかもしれません
「この子はすぐいけないことをする子。ひとりでは何もできない存在」
そんな思いで子どもを見ているとどうなっていくのでしょう?
- 子どもが少しでも間違っていることをしそうになったらすぐに口を出して正してあげたくなる。
- 親である自分がなんとかしなくちゃといつも子どもを叱るポイントを探すかのようにハラハラしながら子どもを見る
こんなふうになってしまうと、ママも子どももどっちもしんどいですよね。
もちろんママもそうなりたくてなってるわけではありません。
無意識の思い込みがそうさせているだけです。
またこういったスタンスでいると、子どもが自分で気づいて成長する機会を奪っているかもしれません。
でも大丈夫です!お子さんを心から愛しているあなただからこそ、すこし物事の見方を変えてみてほしいです。
行動の裏の思いを見る
以前我が家でこんなことがありました。
息子が、リビングのこまごましたものが入っている引き出しの中身を散らかしっぱなしだったのです。
「もう、勝手に開けてしかも散らかしっぱなしなんて、、」と叱ろうと子供たちの声のする部屋へ行きました。
そこには足がイタイイタイと言った2歳の妹に、息子が絆創膏を貼ってあげてる姿がありました。
引き出しの中身をグチャグチャに出してそのままにしている。という行動の裏には、
妹に絆創膏を貼ってあげようという優しさ。があったのです。
そのことに気づいた私は、まずありがとうと言いました。
それから、引き出しの中身を出したままだとママ困るから片付けて欲しいなと怒らずただ伝えました。
息子のこの優しい思いに気づかずに、頭ごなしに「片付けなさい!!」と叱らなくてよかった〜と思いました。
こんなふうに、叱る前に行動の裏にある動機・思いに気づくと、コラ!!と叱らないといけないほどのことってあまりないことに気づきます。
もちろん子どもは未熟ですから、正しいことばかりはしません。
危ない時、誰かを傷つけてしまいそうな時、はすぐに叱る方がいいでしょう。
行動の裏の動機が、正してあげないといけない場合もあるでしょう。
その場合は例えば
「こういう思いがあったんだね、でもそれは人が悲しむからやめようね」などと叱らずに伝えることができます。
すぐにはその子に響かなかったとしても、そう言った関わり方をすることで、親子の信頼関係は作られていきます。
親は自分を見てくれている、信じてくれている。
その実感を子どもに与えることが大切です。
ただ感情的に叱るだけでは、例えその裏に愛情があったとしても残念ながら伝わりにくいのです。
まとめ:子どもを信じると叱ることが減る
子どものことをこういう目で見てみてください。
「この子は自分がどうしたいか考えることもできる。どうすればいいかやり方を考えることもできる。うまくいかなかったらやり方を修正することもできる。自分で成長していく力を持った存在である。」
そう信じていると、子どもをコントロールしようとしなくなります。
この子はいまどうしようとしているのかな?と信じて観察してみてください。
そして赤ちゃんのころ、その子の存在そのものが完璧だと信じていた気持ちを思い出し、
寝る前に「産まれてきてくれてありがとう。だいすきだよ。」
とぎゅっと抱きしめてください。
これをするだけで、親子でじんわ〜りと幸せな気持ちになります。
これはベビーパークの体験で教えてもらったことで、子どもに「大好き」を100回言いましょう!みたいなことを言われました。
それがわが家では習慣化して、息子と娘も寝る前や、抱っこしている時、なんでもない時、ままだいすきよ〜♡と言ってくれるようになりました
親が子供を好きなのは当たり前、と思うかもしれませんが言葉にして伝えるのはとてもパワーになります。
言葉にして伝えることで、愛されてる実感を持てるのでしょう。
情緒が安定して家庭の外でも自信を持って振る舞える子供になります。
この他にもベビーパークでは、子育てをする上で有益なことをたっくさん教えてもらえます。
体験は無料なので、これを読んだ方は体験だけでもぜひ行ってみて欲しいです。
お読みいただきありがとうございました。
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